台風の進路がはっきりしてきた今、台風が通過するであろう地域の方々は、避難若しくは災害に備える準備が必要となってきています。
対策と言っても何を準備したらいいのかわからない方もいらっしゃると思いますので、本記事で紹介していきます。
防災対策に必須の水と食料はどう備える?
『水は成人で1日あたり2ℓは必要と言われています。ストックは家族の人数×1週間程度分は必要』
現在では長期保存が可能なものがありますので、予め備蓄しておいて、保存期間が過ぎる前に入れ替えられるのがお勧めです。
復旧の目処は実際の災害が起こってみないとわからないため、十分な量を備蓄しましょう。
保存食については基本的に、火を使わないで食べる事ができるものを選びましょう。
保存期間を考慮すると、缶詰が非常にお勧めです。行政的にも水と同様に1週間分の備蓄が推奨されていますので、
主食を中心に備蓄することを心がけましょう。
被災時に役立つ調理器具3選
災害発生時には『電気・ガス・水道』のどのライフラインが絶たれるかわかりません。
いずれも食に大きく関わるものなので、このライフラインが絶たれてもある程度、食の確保ができる調理器具の準備が必要です。
1 カセットコンロ
お湯を沸かす事ができるようになるため、カセットコンロは必須の器具です。
また、ガスボンベも1本あたり約60本使用可能なので、20本程度備蓄できれば、当面の間使用ができます。
2 やかん
一人暮らしの方などは、電気ケトルを使われている方が多いと思いますが、災害時には『やかん』がお勧めです。
お湯を沸かしてカップラーメンを食べるなど、インスタント食品を容易に調理する事ができます。
3 鍋
災害時には『鍋』も非常に役に立ちます。
レトルト食品を湯煎して、食べることもできますし、多用途に使用する事ができます。
いますぐできる災害対策
電気が止まった時に一番影響が出るのが、冷蔵庫です。
冷やしていたはずの食品が傷んで、食べられなくなってしまいます。
災害時は食料の確保も難しい時がありますので、なるべく冷蔵庫の食品を長持ちさせる事が必要です。
停電の場合はまずクーラーボックスに要冷蔵の食品を移動しましょう。
この時、冷凍してあるものがあれば保冷剤がわりに一緒に入れる事がお勧めです。
また、今回のような台風10号が来るとわかっている場合は、ペットボトルの中に水を入れて凍らせ、
停電時に保冷剤がわりにすることも有効です。
お勧めの災害時グッズ
スマホも充電できるソーラー電池タイプのラジオライト。
また、ソーラー電池だけではなく、手回しもできるので、天候に関係なく使用する事ができます。
浸水などにより、車などでの寝泊りが必要になった時や、家の中で空調が使えなくなった時などにお勧めです。
洗えるものもありますので、必要なスペックのものを選ぶようにしましょう。
食事の次に困るのがトイレです。
現在は災害に特化した簡易トイレがありますので、備蓄されることを推奨いたします。
まとめ
長期保存が可能なものが多いため、予め備蓄することを心がけましょう。
水にいたっては5年保存が可能なものもありますので、5年周期で備蓄品を交換する事ができます。
今後、九州地方に接近する事が予想される台風10号ですが、その勢力は経験したことのない災害に発展する可能性もあると言われています。
特に九州地方の方は身を守る行動をされることを心から願います。