本日はこんな悩みを解決していきます。
本記事でわかる事
- 落成検査申請書の書き方
- 落成検査の注意点
それでは参りましょう。
落成検査申請書の提出時期
本来落成検査申請書の提出のタイミングは設置したときとありますが、設置した後にすぐ落成検査を受験したい時などがある場合は事前に相談が可能です。
落成検査申請書と設置届を事前に合わせて提出が可能な場合もありますので、所轄の労働基準監督署にお問い合わせください。
落成検査申請書の書き方
設置届の書き方でもご紹介いたしましたが、所轄労働基準監督署長へ名前の変更・住所・事業者名・代表者名・押印を間違わないように記入します。
最新の申請書は厚生労働省のHPから入手するようにしてください。厚生労働省HP
落成検査申請書は、設置届とは異なり、添付する書類はありませんが、収入印紙の貼り付けが必要ですので、申請する内容にあった金額の収入印紙を貼り付けるようにしましょう。
収入印紙を貼り付ける際に注意したいのが、消印を押さない事です。
申請書下部に注意書きが添えられていますが、ついうっかり押してしまう事がありますので、気をつけましょう。
落成検査受検日の注意事項
落成検査申請書が受理されれば、後は検査を受けるだけなのですが、検査前に検査対象となる第一種圧力容器またはボイラーに接続されている配管を確認されることをお勧めいたします。
基本的には各配管には内容物と流れ方向を表示する必要があるため、落成検査のタイミングで表示漏れがあると何らかの指摘があると思われます。
また、基礎などに取り付けられている場合は、十分に締め付けられているかを確認しましょう。
基本的には構造検査を受検したものが取り付けられているはずなので、当日の水圧テストなどの工程はありませんが、
刻印の場所や配管のレイアウトは説明できるようにしておきましょう。
まとめ
設置届は煩雑な作業が多いですが、落成検査申請書については、記入漏れがなければほとんど手間はかかりません。
収入印紙の金額などは、常に最新の金額を把握されることをお勧めいたします。